信州大学繊維学部説明会

8月7日(水)信州大学繊維学部の説明会(3年・2年理系生徒希望者)をおこないました。

講師は、信州大学先進繊維・感性工学科感性工学コース教授の上條先生です。

感性工学は、人が心地よいと感じるもの(快適さ)をつくりあげていく学問です。繊維学部は上田市の街中にあり、学内には自然が豊かです。日本全国から学生が集まってきています(愛知からの学生も多くいます)。このような環境の中、学生の皆さんはのびのびと研究に取り組まれているとのことでした。「繊維」という名称からは想像できないくらい幅広い分野の研究ができ、大学で学び、研究したことが就職してからの開発力につながっているようです。学部での研究内容、大学生活、就職した先輩方の活躍などここでしか聞けない話が盛りだくさんの大変有意義な時間となりました。

講義の内容を少しだけ紹介します

(1)大学での研究を企業での開発につなげるためにも、専門の知識だけではなく、できるだけ多くのことを学んでおく必要がある。理系科目以外もしっかり勉強しよう。

(2)キーワードは「独自性」「多様性」「融合」である。国際交流支援も充実しており、世界60の大学と国際交流を行っている。

(3)卒業生の開発した商品の紹介

①エアインシャワー 節水とシャワーの浴び心地の両立(浴び心地の研究はまさに感性工学)

②エレベーターのピクトグラム(開)の1秒間隔点滅(視野と点滅間隔に関する研究が活かされている)

など

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